りもあ歯科
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審美歯科

ホワイトニング

口元を美しくしたい方の中で、もっとも多い希望が「歯を白くする」ことです。最近ではすっかり「ホワイトニング」への認識も広がり、若い女性ばかりでなく、年齢層も広がり、男性の希望者も増えてきています。ここでは、これから「ホワイトニング」を始めようとお考えの方にもわかるよう、ご説明していきます。

ホワイトニングの原理

ホワイトニングとは、簡単にいうと薬剤により歯の表面を漂白することです。では、どのような原理で、歯は白くなるのでしょうか?

歯の構造
ホワイトニングの原理

歯の最表層は人体の中で最も硬い組織「エナメル質」で覆われ、その中に黄褐色の象牙質があります。

歯が変色する原因

①着色

エナメル質はほとんどが無機質で構成されているが、わずかに有機質の部分があり、その有機質が着色し、歯の変色となって現れる。

外因性着色

食品に含まれる色素の付着。
(※クリーニングだけで改善する場合もあります。)

内因性着色

病気や外傷、又は、薬剤の副作用等により、歯自体に染み込んだ着色。

②加齢

加齢

エナメル質は次第に磨り減って薄くなる一方、象牙質は第2象牙質を形成して象牙質厚みを増すため、加齢とともに色が次第に目立つようになる。

③遺伝

遺伝

肌や髪の色同様、歯の色も遺伝する。

ホワイトニング剤を歯の表面に塗布

ホワイトニング剤

ホワイトニング剤の主成分
過酸化水素/過酸化尿素

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歯の表面の色素を無色透明にする

ホワイトニング剤の主成分は、高温になると酸素と水に分解され、この時に発生する酸素が歯のエナメル質の色素と結びつき、色素は無色透明に分解される。

歯の表面の構造を変化させる

ホワイトニング剤の主成分が、エナメル質の表面構造を変化させ、象牙質の色が透けないようにする(マスキング効果)。この効果により、歯が本来の色よりも白く見えるようになる。

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歯が白くなる

ホワイトニングは誰でもできるの?

基本的には誰でもできますが、ホワイトニングの効果が期待できない状態や、ホワイトニング剤による副作用の可能性のある場合はできません。

虫歯やひび割れがある歯

ホワイトニングを行なう前にそれらの治療が必要です(悪化する可能性があるため)。

歯周病がある場合

ホワイトニングを行なう前に歯周病の治療が必要です(悪化する可能性があるため)。

インレー(詰め物)やクラウン(差し歯)の変色

人工歯はホワイトニングでは白くすることは出来ません。インレーやクラウンを交換する方法で歯を白くする必要があります。

妊婦

ホワイトニングによる問題などはありませんが、大丈夫だというデータもないので妊娠中はホワイトニングを行いません。

その他

上記に対しては、ホワイトニングでは十分な効果が出ないことがあります。その場合は、インレーやクラウンによる治療や、他の治療をご提案します。

ホワイトニングの方法

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング
方法

患者さん自身がマウスピース(歯科医院で作製)の中に薬液を入れ、家で毎日数十分~数時間装着する方法。

メリット